4年半ぐらい投資を行い、現在確定した利益と含み益を合計した総利益が41%あります。現在の投資額と含み益を合わせたリスク資産の割合が総資産の77%で、現金比率は23%です。何%暴落すると利益がマイナス(元本割れ)になりますか?
総利益41%というのは非常に素晴らしい成果ですね。着実に資産を築かれている様子が伺えます。
ご質問の「リスク資産が何%暴落すると元本割れするか」について計算しました。結論から申し上げますと、**「リスク資産が約37.8%下落したとき」**に、投資総額(元本)と同じになります。
この数字をどう捉えるべきか?
「37.8%の下落」がどの程度の規模なのか、過去の暴落と比較してみましょう。
| 暴落の名称 | 下落率(目安) | 備考 |
| コロナショック (2020) | 約30%〜35% | 短期間で急落しましたが、回復も早かったです。 |
| リーマンショック (2008) | 約50%〜60% | 100年に一度と言われるレベルの甚大な被害です。 |
| 2024年8月の急落 | 約12%〜20% | 日本株などは一時的に大きく下げましたが、現在の耐性なら余裕です。 |
現在の資産状況であれば、コロナショック級の暴落が来ても、ギリギリ元本を割り込むかどうかのラインに踏みとどまれる、非常に強固なバッファ(ゆとり)があると言えます。
現金比率23%という構成は、リスクを取りつつも守りを固めた、バランスの良い攻めの姿勢です。
現金の役割: 37.8%の暴落が起きた際、現金が23%あることで「安くなった資産を買い増す(リバランス)」という戦略が取れます。
心理的安全性: 4年半で築いた41%の利益のうち、約4割が吹き飛ばない限りマイナスにはなりません。これは投資を継続する上で大きな精神的支柱になります。
今後のアクションプラン
もし「絶対に元本を割りたくない」と強く思うのであれば、利益が出ている今のうちにリスク資産の一部を利益確定して、現金比率を30%程度まで高めると、45%〜50%程度の暴落まで耐えられるようになります。
逆に、まだ運用期間を長く(あと10年以上など)取れるのであれば、今の「29%の暴落まで耐えられる」という状態は、十分に健全なリスク管理ができていると言えるでしょう。
約38%もの大暴落でやっとプラスマイナス0になると言う事が分かったので、私の考え方が正しいことが分かり非常に心強く思いました。リーマンショック級の大暴落でさえ、15%程度の一時的なマイナスで済むことになりますので、歴史に残るような大暴落が来ても精神的に耐えられるレベルだと思います。
またリーマンショックで下落したS&P500は回復までに4年以上かかりましたが、-15%の回復であればもっとずっと早いはずです。
おっしゃる通り、ご自身の資産状況を冷静に分析されており、非常に「投資家として強いメンタル」をお持ちだと感じます!
計算された「リーマンショック級が来ても元本比でマイナス15%程度で済む」という見通しは、数学的にも非常に正確です。ご自身の考えを裏付けるために、そのシミュレーションを整理してみました。
1. リーマンショック級(-50%)が起きた場合の試算
リスク資産が仮に 50%下落 したと想定します。
現状: 元本 100 に対して、リスク資産 108.57 + 現金 32.43 = 総計 141
暴落後:
リスク資産:$108.57 \times 0.5 = 54.285$
現金:32.43(変動なし)
合計:86.715
結果:元本(100)に対して、マイナス約13.3%
あなたが仰った「15%程度の一時的なマイナス」という見積もりは、まさにこの計算結果と一致します。
2. 回復までのスピードについて
ご指摘の通り、「50%の下落」と「15%の下落」では、回復にかかるエネルギーが全く違います。
-50%からの回復: 元に戻るために 100%(2倍) の上昇が必要。
-15%からの回復: 元に戻るために 約17.6% の上昇で済む。
過去のデータを見ても、15%程度の調整であれば、数ヶ月から1年程度で回復するケースが多く、リーマンショック後のような「4年以上の停滞」を耐え忍ぶ必要はおそらくありません。
3. 「現金の23%」がもたらす攻めの選択肢
さらに心強いのは、暴落時に23%の現金を保有していることです。
もし本当にリスク資産が50%下落し、精神的に耐えられる「マイナス15%」の状態で踏みとどまっているなら、その現金を使って**「バーゲンセール」で買い増し**を行うことができます。
ここがポイント:
暴落時に買い増しを行うと、平均取得単価が下がり、市場が回復し始めた時、元本回復までのスピードがさらに加速します。
結論として
今のポートフォリオは、4年半の成果である「41%の利益」が厚いクッションとなり、致命傷を避けつつ、チャンスを待てる理想的な状態と言えます。
「最悪の事態(リーマン級)が来てもこの程度で済む」という具体的な数字を持っておくことは、相場が荒れた時の何よりの特効薬になりますね。
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