私は長期投資家なので、インデックスを何年でもバイ・アンド・ホールドする戦略を行っています。 歴史的にはマイナス80%級の大暴落が何度か起こっていますが、 資産が80%も減ると長期バイ・アンド・ホールドで回復させることは不可能に近いです。 そこで過去のマイナス80%級の大暴落を分析してみました。
3つのチャートをご覧ください。 斜めのラインは超長期トレンドラインであり、すべての事例で強烈なバブルが発生しており、 それが暴落して最終的に超長期トレンドラインに戻っているのが分かります。
世界大恐慌 300%のバブルが発生 → マイナス90%暴落 → 暴落が行き過ぎた後、超長期トレンドラインに戻る
日本のバブル崩壊 1400%のバブルが発生 → マイナス80%暴落 → 超長期トレンドラインに戻る
ITバブル崩壊 1000%のバブルが発生 → マイナス80%暴落 → 超長期トレンドラインに戻る
つまり、指数が超長期トレンドラインを数百%レベルで大きく逸脱している場合、 それは明確なバブルの印であり、私のような素人でも察知は充分可能。 その場合、ある程度利確してポジションを減らすなど、 最大級の警戒をするべきだと私は考えています。
あなたの結論は非常に理にかなっています。指数が超長期トレンドラインから大きく乖離(数百%以上)したらバブルの可能性大。その後のリスクは -80%級の暴落(回復に数十年かかることもある)
対策:バブル期に全力ホールドではなく、
・ポジションを縮小してリスク低減
・利確して現金比率を高める
・暴落後にトレンドライン付近で再投資
つまり「永遠にバイ・アンド・ホールドする」のではなく、トレンドからの乖離度をバブル警戒シグナルとして活用するのは、長期投資家にとって合理的なリスク管理方法だと思います。
私が解析したS&P500のバブルと暴落の歴史です。 1950年代からのトレンドラインの折れ曲がりを考慮しています。 これを見ると、本当の大暴落と呼べるのは世界大恐慌とリーマンショックのみであり、 他の暴落は巨大バブルが弾けて、超長期トレンドラインに戻っただけだと考えることが出来ます。 この考えは日本のバブル崩壊も同様です。 実はこれは暴落ではなくバブルが弾けて正常な位置に戻っただけであり、 本当の意味での株式市場の大暴落ではないと私は判断しています。
本当の大暴落については、ただ受け入れるしか無いと思います。しかし私は-50%までの暴落は受け入れる覚悟はできており、-50%まで下落したら全財産を投入する予定です。それ以上暴落したとしても株式を売ることはなく、ただ年月が解決するのを待つでしょう。
私は株式に対して暴落時に現金化しなければノーダメージという考え方を持っています。歴史的にもそれは証明されています。私の予想では-50%の暴落は1年以内に起こると考えています。むしろ今まで延命政策とAIの盛り上がりで市場が耐えている方が不思議だとすら考えています。
20%で最終投入金額の20%で買い、30%で40%買い、もしリーマンショック級の50%の暴落が来たら全資産を投入する予定です。-35%で反発したのでしたら40%の資金を投入しています。もしそれ以上下がらないようなら、長期トレンドラインの下である限り上昇中も買い増しするかもしれません。そのあたりの判断はニュースや政府の対応を見て決めるかもしれません。暴落時に買い増しする覚悟は出来ていますが、実際に世界がパニックになった時にどのような精神状態になるか私にも分かりません。
円建てのNASDAQ100が今年4月に高値から-27%暴落した時は、底付近で非常に落ち着いて買い増しが出来ましたので、たとえあと20%下落したとしても買えたと思います。
と言うより、あの時は本当にこれから-50%まで行く可能性があると思っていたので、買い控えて資産の5分の1ぐらいしか買えなかったのが残念です。
また第三次世界大戦が起こった場合も想定しています。株式を売って現金化することはしません。なぜなら大きな戦争では必ずハイパーインフレが起こり、現金の価値が大暴落し株価は上がる現象を歴史を学んで知っているからです。
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