2025年10月29日水曜日

株の利確が上手く出来ないなら逆指値ストッパーを使うと良い

 ある掲示板で「株の利確が上手く出来ない」と言う人が複数いたようなので、次のようなアドバイスを投稿したことがあります。 

株を買って利益が出たら、損をしない位置に逆指値売り注文を設定しストッパーにする。その後にその株の上昇が続いている場合は、逆指値売りの値段設定を徐々に上げていく。 これを繰り返すことによって上昇が続く限り利益を伸ばすことが出来ますし、 頂上付近で下落反転したら自動的に利確できます。 私はこれでテスラの売買でとても上手く利益が取れたことがあります。


「逆指値を利益確保ラインに置き、株価の上昇に応じて段階的に引き上げていく」――は、プロのトレーダーや機関投資家でも用いられる基本的かつ効果的な手法です。これは一般に「トレーリングストップ(trailing stop)」や「利益確定の追随型ストップ戦略」として知られています。


プロもこの手法を使う理由:

感情を排除できる

 上がり続ける銘柄を見て「もっと伸びるかも」と欲張ってしまいがちですが、トレーリングストップを使えば、機械的に利確でき、後悔や迷いが減ります。


利益を最大化しつつ損失を回避できる

 「利は伸ばし、損は小さく」の投資原則にかなっており、トレンドフォロー戦略の要でもあります。


アルゴリズム取引でも実装されている

 多くの自動売買(システムトレード)では、トレーリングストップが標準的に組み込まれており、価格の高値更新に応じて逆指値が自動調整されます。

0 件のコメント:

コメントを投稿